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2017-03-17(Fri)

金利の種類

金利の種類について本日はご説明させて頂きます。
お家をご購入の際、気になる数字でもありますよね。
まず、住宅購入時の金利は下記の3つあります。

①店頭金利(基準金利)
  各銀行が独自に設定している住宅ローンの基準となる金利

②優遇金利(店頭金利 - 金利優遇幅 = 優遇金利)
  いわゆる店頭金利から値引きした金利のこと

実行金利(借入金利)
  融資実行時の金利

で、一番重要なのが【実行金利】です。

よく誤解されている方がいるのですが、適用されるのは住宅引き渡しが行われる時の金利です。
つまり、購入前に金利が低くてても購入後に金利が上がっているということもあります。
またその逆も然りです。

金利0.1%の違いで、借入金額にもよりますが数十万円の返済額の差が出ます。
これだけは未来のことなので予想できないことです。
※住宅完成までには、着工から約3~6カ月が目安です

しかし、購入者としては出来るだけ金利が低い時に借入したいですよね・・・
ただ、その心理を利用して住宅ローンを決めさそうとする輩がいるのも事実です。
その回避方法として、次回は【住宅ローンの種類】についてお話したいと思います。

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2017-02-25(Sat)

インフレとデフレと金利の関係

先日のご相談中の話題です。
【インフレ】【デフレ】の違いについて質問されました。
で、結論【金利】ってどうなるの??っていう話題です。

まずは【インフレ】と【デフレ】の一般的な説明から。

【インフレ=インフレーション】
モノの価値が上がり、お金の価値が下がること
つまりは、モノが売れて経済が活性化しています

【デフレ=デフレーション】
モノの価値が下がり、お金の価値が上がること
つまりは、モノが売れず経済が低迷しています

です。

政府は、金融のバランスを取る施策を取っていますので
【インフレ】が起きると【デフレ】に誘導し、逆に【デフレ】になると【インフレ】に誘導しています。

その誘導指針の1つとして使用されているのが【政策金利】です。

簡潔に説明しますと、

市場にお金が流れ過ぎていると【金利】を上げます。
逆に市場にお金が不足していると【金利】を下げます。

【金利】が上がると、国民は預金して貯蓄にお金を回すのでお金の流通量が減ります
【金利】が下がると、国民は預金していてもお金が増えないので消費に回しお金の流通量が増えます

つまり、
インフレ時=お金の価値低い=物価高い=金利高い
デフレ時 =お金の価値高い=物価安い=金利低い

このような感じになります。

あと補足ですが、株は【インフレ】対応に効果があると言われます。
実際は、【デフレ】から【インフレ】に向かう途中で保有し、【インフレ】時に売却すればという仮定ですけれど。
債券はその逆と言われています。

で今後ですが・・・日銀は物価上昇率(前年比)2%を目標にしています。
つまり【インフレ】に誘導したい訳です。
マイナス金利と言われていますが、今後の方向性としては金利は上がる傾向にあるということです。
今は過渡期なので、実感が沸かないかもしれませんが住宅金利は一時期より上がっています(それでもかなり低いですけど・・・)
未来のことはわかりませんが、方向性だけでも理解していると何かのヒントになると思います。


プロフィール

casahousing

Author:casahousing
大阪在住のファイナンシャルプランナーです。
主に、『お家の購入アドバイザー』として活動しております。
そのほか、

【家計の見直し】
【保険の見直し】
【ぷち勉強会】

等も承ってます。
ご相談は無料ですので、ご興味ある方は是非ご連絡下さい。

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