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2017-08-28(Mon)

蓄電池

久しぶりの更新となります。

太陽光パネルの設置に伴う蓄電池のご相談を立て続けに数件受けました。
みなさん、迷っているのが現状なんですね・・・

結論からいいますと、導入しても投資費用は回収できません。
蓄電池の役割を考えますとスッキリします。

太陽光パネル等で発電した電力を貯めておくことが一番の役割です。
蓄えた電力を夜間等、パネルが稼働していない時に電力供給する為です。
しかし、夜間等はもともと昼間と比べて電気代が安いプランが存在しています。
なら、買取金額が高い売電プランを選択されている方は売った方がお得なのです。

しかも蓄電池の価格は、リース等を駆使しても全くつり合いが取れない価格帯です。
災害等の緊急時用にとお考えならば、設置してもいいと思いますが殆どの方は経済的メリットをお考えだと思います。
また、蓄電できる容量も無制限ではありませんので限界があります。
トータル的に考えても、個人的にはお奨めできないです。
付帯設備に関しては、各々の考えが一番大切なのでここの情報が少しでもお役に立てれば幸いです。

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2017-06-13(Tue)

窓とカーテン

新築時、意外とお金が掛るのが【カーテン】です。
何十万円と予算がかかり、ビックリすることもあります。
ここで是非注意しておかなければいけないのが、『窓サイズ』です。
既製品の窓ならまだいいのですが、特注品等の規制外サイズの製品が曲者となります。

つまり、オーダーカーテンとなるとその予算も倍以上になったりとコスト面で苦労することになります。
新築時なので、少し気持ちとお財布が緩みがちになるのですがしっかりとコスト意識を持つことが大切です。
以下に代表的な窓の種類と該当するカーテンサイズをご紹介します。

掃き出し窓 ~丈180cm~
【窓サイズ】
幅:170~200cm 丈:180cmの場合
幅:カーテンレールが170~200cmまでが目安
丈:カーテンレールランナーの下から床まで180cmが目安

【既製カーテンサイズ】
100×178 (176)cmを2枚 ※括弧はレースの場合

掃き出し窓 ~丈202cm~
【窓サイズ】
幅:170~200cm、丈:202cmの場合
幅:カーテンレールが170~200cmまでが目安
丈:カーテンレールランナーの下から床まで202cmが目安

【既製カーテンサイズ】
100×200(198)cmを2枚 ※括弧はレースの場合

掃き出し窓 ~幅300cm~
【窓サイズ】
幅:270~300cm、丈:180cmの場合
幅:カーテンレールが270~300cmまでが目安
丈:カーテンレールランナーの下から床まで180cmが目安

【既製カーテンサイズ】
150×178(176)cmを2枚 ※括弧はレースの場合

高窓・腰高窓【窓サイズ】
幅:170~200cm、丈:120cmの場合
幅:カーテンレールが170~200cmまでが目安
丈:カーテンレールランナーの下から床まで120cmが目安

【既製カーテンサイズ】
100×135(133)cmを2枚 ※括弧はレースの場合

窓サイズとカーテンの採寸をしっかりと準備すれば、意外とよい買い物ができると思います。

2017-05-31(Wed)

床暖房について

床暖房】について少しお話致します。
季節的に、話題は今ではありませんよね・・・
でも新築をお考えの方は、建設時に付帯設備として敷設するかどうかという問題になります。

基本、仕様として【ガス】か【電気】を選ぶことになります。
設置コストやランニングコストを考えると【温水式】の床暖房をお奨め致します。
その他に【電気ヒーター式】もありますが、まず設置コストが高くなります。
また、ランニングコストにかなりの差(1.3倍ぐらい)が出ますので注意が必要です。
あとは【ガス】か【電気】の仕様ですが、ランニングコストは若干電気に軍配が上がる傾向にあります。
ただし、これもご契約のプラン次第です。

なので、床暖房は【温水式】を一度ご検討されることをお奨めさせて頂きます。

2017-05-29(Mon)

エコキュートの容量について

エコキュート】をお考えのご相談者から質問がありました。
「容量はどれぐらいあればいいのですか?」という内容です。

各メーカーのHPには想定の家族人数に対しての目安容量が載っています。
ちなみにあるサイトを例にしますと

家族 2~3名 容量 320L
家族 3~5名 容量 370L
家族 4~7名 容量 460L

となっています。

個人的に当方もエコキュートを設置しており、その経験上からのお話を致しますと・・・

絶対にその目安で設置すると容量が足りません!!

目安としては、サイトが推奨している容量のワンランク上の設置をお奨め致します。
例で言いますと、【ご家族 3~5名】の場合は容量460Lの設置がいいということです。
エコキュートのデメリットは、【お湯切れ】によるロスです。
炊き上げる時間のロスもありますし、コスト(電気代)のロスもあります。
あまりカタログやメーカーのHPの情報に迷わずに、ワンランク上の容量を選択されることを強くお奨めします。

2017-05-26(Fri)

分離発注という考え方

分離発注】という言葉を聞いたことありませんか?
意味は、「付帯設備等を施工業者(工務店等)に依頼するのではなく自身で調達すること」です。
つまり、「餅は餅屋に・・・」という考え方です。

以前お話致しました【瑕疵担保責任】の中で、新築の場合はお家の重要な部分(躯体部分)については10年間の保証があるというとこがご理解頂けたと思います。
その他の部分も、特約文章の「2年間」が付加されており実質2年間しか保証がありません。

上記のことを踏まえまして本題に入っていきたいと思います。
新築時に必要な【付帯整備】、特に電気製品系はこの【分離発注】を行うことでコスト的なメリットを受けることが出来ます。
例えば・・・

太陽光パネル
エコキュート
IHクッキングヒーター
床暖房  etc...

仮に、新築時に備えつけようと思うと建築をご依頼される工務店や不動産業者で新たに”見積もりをとる”、もしくは”既に組み込まれている”ことが多いと思います。
しかし、提示された価格が妥当かということに疑問を持つべきなのです。
あくまで、工務店や不動産業者等はこの商品の仲介にすぎません。
通常は仕入れ先から商品を仕入れ、それにマージン(利益)を乗せて見積もりを提出します。
まぁ、この流れは普通の流通から言ってもおかしなことではありません。
ただ、残念ながらその見積もりが専門業者よりも高いことが多いのです。
でも多くの方々は、『仕方ないか・・・』とか相見積すらとらないでご契約されてしまいます。
その理由は、以下の心理状況にあります。

・もし何かあったら責任問題になるし窓口を1つにしていれば大丈夫だろう
・業者に「仕様パッケージに入っている」ので、変更は無理だと言われた
・他の見積もりをとることが面倒
・金銭的にマヒしている(大きな買い物をするので、通常の金銭感覚が機能していない)

などがあげられます。
ここで、少し冷静に考えて頂きたいのです。
もし節約できる金額が数十万円単位だとすると如何でしょう?

理由が、責任問題にあるならそれは2年間しか面倒見て貰えない or メーカーの保証期間内でしか対応してもらえません。
延長保証につきましても、あくまで購入製品のメーカーによるサービスが殆どです。
また、理由がパッケージ販売なのであればその部分を値引きしてもらえれば良いだけの話です。
それが無理というなら、その業者と契約(建築)する必要はないと当方は考えます(結局、今後も色々と融通が利かない業者ということです)。

つまりは、業者側にメリットがあっても買い手(施主)側には何のメリットもないのです。
経験上、多くのご相談者の方は【和】を大切にされます。
特に、大きな買い物なのでもめたくないというお気持ちもよく理解できます。
ただ、誤解を恐れず申し上げますと・・・その心理状態を利用している節もあるということです。

「自分を守るのは、自分自身【知識や知恵】」

であるということをご理解頂ければ幸いです。

結論ですが、専業の会社(ご自身が購入を考えている製品を専門に扱っている業者等)に一度見積りを依頼されることをお奨めするということです。

プロフィール

casahousing

Author:casahousing
大阪在住のファイナンシャルプランナーです。
主に、『お家の購入アドバイザー』として活動しております。
そのほか、

【家計の見直し】
【保険の見直し】
【ぷち勉強会】

等も承ってます。
ご相談は無料ですので、ご興味ある方は是非ご連絡下さい。

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